FXの基本的な仕組みを教えて!

海外FXのはじめかた

FXの基本的な仕組み

みなさん、こんにちは。うぐいす嬢です。

FXの基本の「キ」、まずは仕組みを理解しましょう。

ぴよこちゃん
ぴよこちゃん

FXをはじめるってつまり、何をすればいいのかな?

「為替レート」、つまり一国の通貨が別の国の通貨とどれくらいの価格で取引されるかは、その国の経済状況によって変動します。

アメリカの経済がうまく行かなくなると、人々はアメリカドルの価値が下がるかもしれないと考えるから、ドルを少ない日本円で買うことになります。

「これまで1ドルを100円で買ってたけど、もうちょっとリスクがあるなら80円でいいや」という感じです。

でも、逆にアメリカの経済がうまくいってると、人々はドルが価値があると信じて、ドルを買うためにより多くの日本円を出すことになります。「これまで1ドルを100円で買ってたけど、120円でもいいから欲しい!!」というわけです。

ふくろう博士
ふくろう博士

これが、為替レートがどうやって変動するかの基本的な原理なんだ。

そして、「FX」というのは、この為替レートの変動から利益を得ようとする取引のこと。

「為替差益」っていうのは、まさにそのことを指しています。

買い取引=ロング、売り取引=ショート

1ドルが100円の時にドルを買って、その後、1ドルが120円になったら、そのドルを売ると、1ドル当たり20円の利益が出ます。

これが「買い取引」という取引方式で利益を得る方法です。

逆に、1ドルが100円から80円に下がると予想したら、ドルを売る「売り取引」または「ショート」を選びます。そして、80円になったところで買い戻すことで利益が得られます。

つまり、相場が今どこにあっても「買い取引」=ロング、「売り取引」=ショートを使ってどちらも仕掛けるチャンスがあるというわけです。

含み益、含み損とは

「買い取引」=ロング、「売り取引」=ショートを行い、そのあとにまだ決済していない状態を「含み」といいます。

「含み益」というのは、その通貨の価値があなたの予想通りに動いた場合に出る、まだ手に入れていない利益のことを言います。

あなたが100円で1ドルを買ったとします。そして、その後1ドルの価値が120円に上がったとき、まだそのドルを売っていないけれど、売れば20円の利益が出るわけですよね。これが「含み益」です。

一方、「含み損」は逆の状況を指します。つまり、予想と反対に通貨の価値が動いてしまった場合に、まだ手に入れていない損失のことを指します。

100円で1ドルを買ったけど、その後1ドルの価値が予想に反して80円に下がってしまったとき、そのドルを売れば20円の損失が出るわけですよね。これが「含み損」です。

でも、大切なことは、「含み益」も「含み損」も「含み」の部分が示す通り、まだ確定したものではないということです。その後、上がったり下がったりして相場が元に戻る場合もあるわけです。

つまり、実際にその通貨を売ったり買い戻したりして取引を終わらせるまでは、その利益や損失は確定しません。

まず、「買い取引」=ロングボタンもしくは「売り取引」=ショートボタンを押した後(1回目)、本当に自分の利益、損失となるには「決済ボタン」を押す(2回目)ことになります。
だから、価格が上下する市場では、冷静に慎重に取引を進めることが大切なんですよ。

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